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執筆者の写真Mitsuo Haga

アメリカユースツアー 準備

更新日:2018年7月26日

 3月21日から4月2日まで、英会話クラスに参加する中学生、小学生から7名が、アメリカ・ウィスコンシン州への #ショートステイツアー に参加してきました。どの子供も、アメリカは始めてでした。この企画を計画し始めたのが、ツアーの約半年前でした。それから、参加する子供たちを募ったのが4ヶ月前です。最初は2,3名の参加を見込んでいました。しかし、徐々に参加希望者が増えてきました。もちろん、保護者のご理解とサポートがなければ、本人がいくら参加したくても参加することはできません。保護者の方々も見知らぬ土地に、しかもコミュニケーションが不十分な状態で愛するお子さんを送ることは、期待よりもかなり心配があったことと思います。

 出発までの4ヶ月間、英語の特訓のために特別にアメリカツアー組英会話クラスを開設しました。そこでは、アメリカの生活、ホームステイ、ショッピング、入管、レストラン、自己紹介、礼拝、学校体験などあらゆるシーンを想定した英語の練習が行われました。子供たちも多くの心配と不安を抱えていましたが、それを少しでも払拭するには、英会話力を少しでも上げること、また現地の情報を得ること以外にありません。


また、保護者を交えた説明会で準備に必要なもの、心構えなどを説明させていただくと共に、出発が近くなったある日曜日の夜には、子供たちの上達振りを保護者に見ていただく発表会も行いました。

 とにかく、アメリカツアーに参加すると決まってからの、子供たちの英語に対する取り組みはそれ以前とは全く異なっていました。ノートをとって、それを生活の中でも繰り返し練習する子供。友達と英語だけで会話しようとする子供。自分の殻を破って身振り手振り、顔の表情も含めてコミュニケーションをとろうとする子供。身近な目標、チャレンジを持つとこんなにも意欲と学習能力があがるのかと感心しました。周りの大人がすべきこと、それは子供が経験していないことを分け合うこと、目標を作りやすい環境を備えること、それに伴うリスクとリターンを説明してあげることであり、後は子供が自分でやりたければ一生懸命やるのだと改めて感じました。

 



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